横になる赤ちゃん

「育児に悩むパパへ」夜泣きの原因って?対策まとめました

ライター:松本
ライター:松本

アンケートによると、生後半年から1歳半ごろの期間で夜泣きをする赤ちゃんが多いようです。育児中のママはもちろん、赤ちゃんの夜泣きの対応で連日寝不足になっているパパも多いですよね。とくに、はじめての育児であれば「ママのサポートをしたいけど、どう対応していいか分からない」というのが正直なところ…。

そんな新米パパのために、赤ちゃんの夜泣きの「原因」と「対策」をまとめました。ぜひ参考にしてください。

赤ちゃんの基礎知識

寝ている赤ちゃん

なぜ、泣くの?

赤ちゃんはまだ言葉を話すことができないため、「泣く」ことでコミュニケーションを取ろうとしています。泣くことでママやパパに自分の欲求や不快感を伝えているということです。

成長するにつれて「泣く」という行為だけでなく、別のサインや行動で自分の感情や意思を示せるようになりますが、それまでは泣き声が主なコミュニケーションの手段です。逆にもし赤ちゃんが泣かなかったら、赤ちゃんからのメッセージが分からずに、きっと不安になるのではないでしょうか。

赤ちゃんにとって「泣く」ことは、大切なコミュニケーション手段ということですね。

赤ちゃんの「睡眠の特徴」

生後1カ月ごろまでの赤ちゃんは、昼夜の区別がないため生活リズムがまだ整っていません。未成熟なために昼夜逆転したり、睡眠が浅い眠りになる時間帯が多くなってしまいます。生活リズムが整ってくるのは、生後半年を過ぎたころからです。この時期になってようやく、夜にまとまった睡眠ができるようになってきます。

月齢別、夜泣きの「原因」と「対策」

こちらを見る赤ちゃん

生後1~5カ月

原因

生後間もない赤ちゃんは、生活リズムがまだ整っていません。朝と夜の区別ができず、睡眠サイクルも整っていない赤ちゃんも多いため、眠っていても数時間で目を覚ましてしまいます。また「背中スイッチ」が入りやすいため、それが原因で「抱っこのときは寝ていたのに、布団に下ろすと起きてしまう」ことが、よくあります。

また、赤ちゃんが1回に飲める母乳の量が少ないため、数時間置きの授乳が必要な時期でもあるのです。

対策

泣いている理由が「空腹」なのか「不快感」なのか、その理由を見つけて原因を解消してあげましょう。この時期の夜泣きは仕方のないことなので「今はこういう時期」だと、上手に諦めることも大切です。

生後6カ月~1歳

原因

生後5カ月を過ぎると、人の表情や動きを認識できるようになります。そのため、脳がたくさんの刺激を受ける時期に入っていきます。人間の脳は寝ている間に日中の記憶を整理するのですが、赤ちゃんの小さな脳では、その処理に追いつかない…。そのため夜に覚醒したり、日中の記憶から怖い夢を見てしまって、夜泣きをすると考えられています。

対策

「起きている時間帯」と「寝ている時間帯」が明確になってくる時期です。寝る時間を確保しながらも生活リズムが一定化できるように、朝寝・昼寝・夕寝を適切にとって、日中の行動時間に「パターン」をつくってあげましょう。

1~2歳

原因

1歳を過ぎると、少しずつ歩けるようになってきます。体力もついてくるので活発に行動できる反面、日中の活動が少ないと体力が余って寝付けなかったり、逆に、日中の活動が楽しすぎて興奮状態になっていることが原因で、寝付けない場合もあります。

対策

寝る前のテレビやスマートフォンの閲覧は、ブルーライトで脳を覚醒します。寝る1時間前は閲覧を控えたり、激しい遊びをした日はクールダウンの時間を設けたりするなど、入眠しやすい環境を整えてみてください。

泣いている「原因」チェックリスト

  • おなかはすいていませんか?
  • おむつが汚れていませんか?
  • 暑すぎたり寒すぎたりしませんか?
  • 部屋が明るすぎませんか?
  • 音がうるさすぎませんか?
  • 痛がったりかゆがったりしていませんか?

夜泣きは「いつから」「いつまで」つづく?

赤ちゃんの夜泣きはいつごろからはじまって、そしていつごろ終わりを迎えるのでしょうか。育児ママ500人にアンケートを実施しました。

夜泣きアンケート 回答者ママの年齢と子供の年齢

Q1:いつからはじまった?

夜泣きがいつからのグラフ

生後、6カ月までに夜泣きをはじめる赤ちゃんが多いようです。出産直後のママとパパにとって、最初の試練となるのが「夜泣き」のようですね。

Q2:いつごろ終わる?

夜泣きがいつまでのグラフ

1歳を過ぎると、少しずつ生活リズムが整いはじめます。「空腹」や「不快感」が原因で夜中に泣くというのは次第に減ってくるので。ママもパパも夜の睡眠がとれるようになってきます。

ママが喜ぶ「夜泣きのサポート」

赤ちゃんと寝るママ

「夜泣き対策」や「嬉しかったパパからのサポート」について、ママに聞いてみました。ちょっとした心配りやサポートがママの助けになったり、心の支えになったりするようです。できることから、ぜひやってみてくださいね。

寝かしつけ前にやっている夜泣き対策は?

  • 室温や調光など寝る環境を整える
  • 昼間や寝る前に興奮させないようにする
  • 寝る前にスキンシップをたくさんとる
  • 赤ちゃんの身体の仕組みをちゃんと理解して、「成長の過程」だと思う

嬉しかった「パパからのサポート」は?

  • 夜中のミルクはママだけど、朝方のミルクはパパがしてくれる
  • 朝にミルクやおむつ替えをしてくれる
  • 進んで起きておむつ替えをしてくれる

役割分担など、夫婦で工夫していることは?

  • 家事やおむつ替えなど、できる範囲でパパが担当
  • 女の子はパパ担当、男の子はママ担当
  • パパが家事を多めにやるようにする
  • ママが眠れるときは寝る (睡眠大事!)
  • よく話し合うこと
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