泣いている赤ちゃん

「寝不足を解消したい」夜泣きの原因と対策|育児ママ500人の声

ライター:松本
ライター:松本

育児ママとパパの悩みの一つ、それは「夜泣き」です。はじめての育児であれば、一日中赤ちゃんのお世話に奮闘しますよね。そんな中、夜泣きが収まらないときはママもパパも心身ともにぐったりです。いったい、なぜ赤ちゃんは「夜泣き」をするのでしょうか。今回はその原因から紐解いて、対策を考えてみましょう。

赤ちゃんの月齢別、夜泣きの原因は?対策はあるの?

なぜ、赤ちゃんは夜泣きをするの?まずは赤ちゃんの睡眠メカニズムや夜泣きの原因を探ってみましょう

生後1~5ヶ月

原因

生後間もない赤ちゃんは、生活リズムがまだ整っていません。朝と夜の区別ができず、睡眠サイクルも整っていない赤ちゃんも多いため、眠っていても数時間で目を覚ましてしまいます。また「背中スイッチ」が入りやすいため、それが原因で「抱っこのときは寝ていたのに、布団に下ろすと起きてしまう」ことが、よくあります。
また、赤ちゃんが1回に飲める母乳の量が少ないため、数時間置きの授乳が必要な時期でもあるのです。

対策

泣いている理由が「空腹」なのか、「不快感」なのか、その理由を見つけて原因を解消してあげましょう。この時期の夜泣きは仕方のないことなので「今は、こういう時期」だと、上手に諦めることも大切です。

生後6ヶ月~1歳

原因

生後5カ月を過ぎると、人の表情や動きを認識できるようになります。そのため、脳がたくさんの刺激を受ける時期に入っていきます。人間の脳は寝ている間に日中の記憶を整理するのですが、赤ちゃんの小さな脳では、その処理に追いつかない…。そのため夜に覚醒したり、日中の記憶から怖い夢を見てしまって、夜泣きをすると考えられています。

対策

「起きている時間帯」と「寝ている時間帯」が明確になってくる時期です。寝る時間を確保しながらも生活リズムが一定化できるように、朝寝・昼寝・夕寝を適切にとって、日中の行動時間に「パターン」をつくってあげましょう。

1~2歳

原因

1歳を過ぎると、少しずつ歩けるようになってきます。体力もついてくるので活発に行動できる反面、日中の活動が少ないと体力が余って寝付けなかったり、逆に、日中の活動が楽しすぎて興奮状態になっていることが原因で、寝付けない場合もあります。

対策

寝る前のテレビやスマートフォンの閲覧は、ブルーライトで脳を覚醒します。寝る1時間前は閲覧を控えたり、激しい遊びをした日はクールダウンの時間を設けたりするなど、入眠しやすい環境を整えてみてください。

育児ママに「夜泣き対策」聞いてみました

赤ちゃんの手を握るママ

「原因は理解できたけど現実は…」そうですよね。夜泣き時期に困ったことの6割が「育児中の睡眠不足」であり、「泣き止まないことにストレスを感じる」という悩みが圧倒的に多い時期です。「夜泣き期間中、みんなどうしてる?」というリアルな悩みを育児ママに聞いてみました。

夜泣きアンケート 回答者ママの年齢と子供の年齢

Q1:夜泣きは、いつからはじまった?

夜泣きがいつからのグラフ

生後6ヶ月ごろまでに夜泣きをはじめる赤ちゃんが多いようです。出産直後のママとパパにとって、最初の試練となるのが「夜泣き」のようですね。

Q2:夜泣きしたらどんな対策をしている?

何度も起きてなく (不定期)

  • 授乳して、それでも寝てくれないときは抱っこして歌いながらウロウロ
  • 抱っこで背中をトントンする
  • おくるみなどで包むように寝かしてあげる
  • ママ・パパが寝たふりをする
  • 添い乳 (※添い乳は窒息する可能性があるため、注意が必要です)
  • 外に連れ出す

夜中に激しく泣く

  • 好きな音を聞かせる (テレビ、ビニール袋、オルゴール)
  • 抱っこで背中をトントンする
  • 外に行く、風に当たる
  • 一度完全に目を覚ませる
  • 明るいところにいく
  • 添い乳

ぐずぐず泣いて寝付かない

  • いろいろやってもダメなときは、添い寝する
  • 歌をうたう
  • 抱っこで背中をトントンする
  • 添い乳
  • 朝になると泣き出す
  • 授乳
  • おむつ替え
  • 抱っこ

Q3:特に効果的な対策は?

  • とにかく抱っこして揺らす
  • 授乳、添い乳、飲み物をあげる
  • 好きな音を聞かせる (テレビ、ビニール袋、オルゴール)
  • 部屋を明るくしたり音を立てると覚醒してしまうため、慎重に!

Q4:寝かしつけ前にやっている夜泣き対策は?

  • 室温や調光など寝る環境を整える
  • 授乳をしっかりする
  • 昼間や寝る前に興奮させないようにする
  • 寝る前にスキンシップをたくさんとる
  • 赤ちゃんの身体の仕組みをちゃんと理解して、「成長の過程」だと思う

「夜泣き」を乗り越える工夫を教えて

赤ちゃんと添い寝するママ

昼間の工夫 (ママの体調や気持ちのコントロール)

  • いっぱい遊ばせる
  • 眠れるときに少しでも寝る!
  • 自分自身のリフレッシュ法として、昼間になるべくたくさん身体を動かす
  • 母やパパに預けて、一人の時間をつくる
  • ストレスを感じたときは、無理に我慢しない。
  • 外出

睡眠不足の対策

  • 子供と一緒に昼寝する
  • とにかく隙間時間 (授乳中、移動時間、抱っこしつつ) に寝る
  • ママとパパが交代制でみる
  • 昼間の家事をやめる
  • カフェインを摂取する
  • 音楽を聴く

夜泣き期間中のストレス対策

  • 甘いもの、好きなものを食べる
  • 贅沢をする
  • 睡眠をとる
  • 親族やパパに子どもを預けて、自由時間 (1人時間) をつくる
  • 友人、親と話す
  • 外出する (散歩、公園、ウオーキング)
  • ストレッチ、筋トレ、運動
  • 趣味タイム (ネットショッピング、読書など)
  • オルゴール、音楽を聴く、動画を見る
  • カラオケ

役割分担など、夫婦で工夫していること

  • 家事やおむつ替えなど、できる範囲でパパが担当
  • あまり協力的ではなかったけど…、家事は少しやってくれた
  • 女の子はパパ担当、男の子はママ担当
  • パパが家事を多めにやるようにする
  • ママが眠れるときは寝る (睡眠大事!)
  • よく話し合うこと

嬉しかった「パパからのサポート」

  • 夜中のミルクはママだけど、朝方のミルクはパパがしてくれる
  • 朝にミルクやおむつ替えをしてくれる
  • 進んで起きておむつ替えをしてくれる
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